自作塗装ブース[5] 組み上げ

(※このコンテンツはnoteで2019年に公開していたものを再編集したものです)

さて、発注した木材が到着しざっくりと確認。

オカモクさんで発注した木材はとても綺麗な仕上がりだし、寸法が揃うものはビッチリ揃ってる。これはちょっと感動するレベルで凄い。こんなレベルの高いものを送っていただけるのだなぁと感動しました。

(1mmくらいの誤差は覚悟してヤスリで調整かけようと思ってましたし、実際ハンドサンダーは買ってました。)

確認しながらドキドキしながら組みました。

ネットで調べてもすこぶる評判のいい、Titebond III Ultimate でくみ上げます。

フランクリン タイトボンド3 115ml (4oz)

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使ってみると確かに凄い。乾燥までの時間はやや速く、組み方をキメてから作業をしないと急かされますが、色味が変わり(茶色系になります)乾燥が始まればパテのようにカッターで削るのも簡単。本硬化後ならヤスリでもOK。

硬化した後の接着強度も凄いですね。接着面を剥がそうとしても先に木材に問題が出そうな感じしかしません。

MDFでの箱組みで小物入れとかなら、これを使うことでノービスでも十分強度が出せると思います。(ただし、ボンドオンリーの場合、接着面積を必要とするので添え木等接着サポートはあったほうがよいと思います。)

フィルタボックスの組み上げ

最初にフィルタボックスを試しで箱組。板は超絶完璧でした。

合わせ方を確認して、ボンドをつけてベルトクランプで固定。したのですが、クランプでずれる確認をしきれなくて少し歪んでしまいました。悲しい_(:3ゝ∠)_

mt CASAの貼りの具合を見ながらMDFの表面をカバー。上部は塗料の付着を考慮して無地のプラスチック障子を切り出して覆いました。

上部が長いのは箱の中の上部の整流に加え、ここにLEDライトを取り付けます。

後部整流版の組み上げ

整流版にトルクヒンジを瞬間接着剤+テープで固定、余り強くはないですが元々動かさないものなので問題ナシ。

スーパーブースフィルタを通過したミストはまずここに当たる事から、前面にプラスチック障子でカバー。汚れがついても溶剤で拭き取りもしくは張り替えで済みます。

本体の組み上げと装飾

はて、ここから大物だけど、一人でどうやってくんだらいいんじゃろなー…どうやったらいいんじゃろなー…と悩んでたら、ツマが手伝ってくれました。むしろ急かされました。

接着剤をしっかりと塗ってベルトクランプ×2でしっかりと固定。ずれることもほぼ無く仕上がりました。

オカモクさんの仕上げは本当に凄い。

フィルタと後部整流版はこのような感じです。

前のスリットから上がった有機溶剤を吸い込みつつ、メインの後部整流版で気室を小さくし、吹き付けたミストを上方向に角度を変え、流れを誘導してガンガン吸い込みます。

フィルタをつけずに中を見るとこのような感じ。内部の貼り込み(白色)は全てプラスチック障子です。表面がプラスチックなので溶剤で拭けます。

その他ファンの固定、周辺備品の作成

プレフィルタとしてはクレオスのスーパーブース用フィルタを幅カットして取付。ファンの手前には3Mのエアコン用フィルタのフィルタレットをカットして取り付けています。

前面にとりつける蓋を作り、ファンが無骨すぎるのでダンボールを使ってファンカバーを作成。

完成したのがこちらとなります。

全体としてはわりとよくできたのではないかな!と思います。

長くなったので使用感などは次回

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