自作塗装ブース[3] 箱の設計

(※このコンテンツはnoteで2019年に公開していたものを再編集したものです)

そんなこんなで、紙にいろいろと書いては…を繰り返して…の紙を捨ててました(どーん)

てことで、側面からみた(プロト)デザインはとこんな形になりました。

※実はIllustratorの試用版でガリガリ一気に書いてたのですが、発注前に試用期間が終わってしまい、とてもメンドクサイ事になってしまっており、その後はMacのPagesで再現するという二度手間をやらかし、さらに細々変更を加えてしまったため実際には寸法等含めてこれと違う点がいくつかあります。

構造としては「本体」「フタ+ファン」「内部ユニット」を別々にする事で、フィルタのメンテナンスや改修したいときに本体の箱はそのまま使えるように配慮してます。

まず、側面と奥、底板、そして前方上面の垂板を組み合わせた本体箱。

奥側はシロッコファンの図面とすりあわせて、ファン径に干渉しないようにしつつブース内部の容積をギリギリまで減らす内壁をつけています。内壁(12mm)と補強の添え板だけでもきっと構造的には問題ないかと思いますが、そこはボンドのみで接着する事+箱にしたいという気持ちから2重壁方式にしています。

ファンと天板は実際の施工のように角形の穴からビスで固定せず板の上に乗せてテープで固定しておく形です。天板内側には定番の金網+フィルタを取り付けます。

そして、内部にはフィルタボックスと後方の整流版を配置。それぞれ別の台座を用い箱とは固定せず設置し、隙間があればマステでシール。

フィルタボックスはクレオススーパーブースのものを仕込んでミストそのもののファンへの到達を軽減。

上の隙間はある程度大きめの風量を見越して、手前にもれたものを吸い上げる(ネロブースの上部の構造)を参考にしています。(が、フィルタボックスの数字を間違えて5ミリ程度しか確保できなかったので実際効果が出るかは謎w 吸い込みチェックして効果なさそうなら塞げばOK。

後部整流板はフィルタ以降の容積を減らすことと、フィルタの先で上向きの角度に風が流れやすいようにする事を狙っています。

また、図面にはないものとして、フィルタボックスにゲタを噛ませ、ほんの僅かな隙間ではありますが、上部吸い込み口と同じものを下部に作る事もできます。(ゲタを噛ませ底上がった分は上部が狭くなるので、最大開口部のフィルタ周辺の基本的な吸い込み力への大きな影響はない(はず)です。)

momo
momo

と、いろいろ画を描いてますが、ちゃんと機能するかどうかはファンも含めて完成しないと解らない、というのが楽しいところですw

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