「こいつ、突然パン焼き始めたな?」
恐らくそんな事を思われたとか思われなかったかはさておき、パン焼いてます。基本的には食パン生地を作って、その配合をかえたり、何かを入れたり、形を変えたり、といったところです。
焼き始めたのは、ある日、全粒粉食パンを焼いているのを見て、できるかな〜と思って配合を聞きながら見よう見まねでやってみたんですね。
食べられるにはなりましたが、ハッキリ言って…ちょっといまいち………。
まあ、それでもなんとなく形にはなったんで、難度もチャレンジして。発酵が安定しなくて発酵温度がよくなかったり、コネ方がイマイチだったり…と、何度か食べられる失敗を繰り返しましたが、悔しさにも負けず繰り返し、作る事10回強。なんとか「超熟に対抗できるレベル」のパンが作れるようになってきました。
ところで、超熟、美味しいですよね。正直、自分で作らなくても超熟美味しいし、安いし、オススメしたい。
作ってからわかる超熟の凄さ。あんなのが200円もせず、どこででも売ってるんですから、世の中は凄い。
でもですね、作ってみると結構楽しいんですよね。そう。これはレジャーみたいなものです。
だって…
美味しくなるわけです
どうです? このパンの谷間。最高の谷間じゃないですか?
そして、この焼きたてパン…を…焼きたてを…食べない。じっと中の温度が落ち着くまで待つ。
そう、最高に美味しい、
1時間ほど待った「さめたてパン」
パンは焼きたてがうまいと言いますし、実際おいしいのですが、完全な焼きたてより、少し落ち着いた冷めたてがとても美味しい。これこそ超熟では味わえない絶好のタイミングで食べることができるのです。
そしてこんな事もできちゃうわけですよ。
にく と ぱん
ハッキリ言って最高でした。もうこれだけで優勝と言っていいとおもいます。
みんなもパン、作ってみませんか。思いの外、簡単にできますよ。
粉は既に配合済のミックスを買っても良いですし、材料をお手頃に通販してくれるcottaさんなどで粉を買ってもよいと思いますが、「素人だからカメリアで…」だけは避けましょう!
カメリア、正直なところそんなに美味しくは仕上がりません。「あ、パンだ」って感じ。よく言えば素朴…ですが。
最初から、香りの強い小麦、もしくは、好きな小麦があればそれ。馴染みがなければオススメははるゆたか100%、もしくは、はるゆたかブレンド等、を使わないと、デキもイマイチなら味も…みたいなことになってしまいます。次に繋げるモチベーションのためにも「おいしい」と言われてるものを使ってくださいね。
イーストは安定の赤サフで。赤サフなら一般的なレシピより砂糖を20%ほど減らし、トレハロースを砂糖の元の量の半量(砂糖10gなら砂糖を8gにして、トレハロース5gを加える)くらいいれると、フワフワモチモチ、さらに翌日でも柔らかいパンに仕上がります。オススメ。
トレハロース自体はいろいろ言われたりもしますが、ごく少量を上手く使えば保水力の高さを活かせます。
基本的なレシピはどの本だったのか忘れてしまいました!が、安定しているレシピはありますので、twitterなどでお伝え頂ければ載せます。
パンを作るに当たって「何が失敗なのか」「その失敗の原因」「それを解決するには?」を学ぶのにとてもよかった本がありましたので、紹介しておきます。