MICHELIN CROSSCRIMATE 2で雪道を走ってきたよ!

先日、かたしな高原スキー場まで車で行って来まして、スノーでの走行を体験しました。

注意:装着と使用の判断は当然の自己責任です

本記事について、読む前に以下の点についてご確認ください。

  1. オールシーズンタイヤ装着時の全てのシチュエーションの安全性を示すものではありません。
  2. 積雪路と凍結路は別物です。
  3. 装着したからといって、スノーシチュエーションにおいて一般走行ができるわけではありません。
  4. アイスバーンについてはおおよそのメーカーがオールシーズンタイヤの機能について推奨・適性を示していません。また、特に夕方以降や早朝などは不意のアイスバーンが発生しやすいため、ハイリスクシチュエーションと考えております。
  5. 「問題なかった」「大丈夫だった」との表現は、速度を出さない、急な操作を行わない、車間距離をとる…etc.雪道走行に関し、原則的な安全走行を注意深く行っている事が大前提です。(スタッドレスも本来は同様です)
  6. 運転者の技術・車両の状態、周辺環境等で安全性については大きく変化します。
  7. オールシーズンタイヤはあくまでもサマータイヤよりも適性が高く、しかし、スタッドレスよりも低い性能ものです。できる限りゴムチェーン・スノーソックなどの追加装備の積載が不可欠と考えます。
  8. 記事を読んだ事によりオールシーズンタイヤを装着し、その結果起きたいかなる事象についても一切の責任は負いません。(当然の自己責任です)

往路 – 市中〜スキー場手前の上り-

当日は晴れ〜薄曇り。行きはスキー場駐車場直前の坂まではしっかり除雪してあり、ほぼスノー関係なし。凍ってる気配もありませんでした。

スキー場入口からグっと登る坂道から少し残ってましたが、時速30km前後までで運転する「雪道を意識した運転」で全く問題なし。

駐車場入口で駐車場受付をして、やや傾斜での圧雪状況停車からの走り出しもよくある「グリップまで1/4回転」状況程度で、そろりと踏み込んでグリップさせれば特に走り出しも問題なしでした。

駐車場の中は気温から雪が溶けている感じはなく、車が乗り入れた状態での圧雪状態でしたが、こちらも安全走行で全く問題はなし。

スタッドレスでも行うべき「雪道の走行」をより強く意識していれば、不安になるような挙動はゼロでした。

そして現地についてからあとはこんな景色に。

(車の写真は特にありません)

一番多いときで常に新雪がコースに被っていくくらいの降雪量のタイミングもあり、かなりコンディションのよいスキーを楽しんだあと、帰ってくるとしっかりと車は雪化粧している状態となっていました。吹雪いていたので足元までしっかりと埋まっています。

復路 – 駐車からの動き出し –

まず、停車状態からの動き出しですが、これも雪での走り出しを意識していれば問題なし

しっかりとある溝で雪に食いつき、サイドからしっかりと雪をかきだしてくれていたとのことでした。

復路 – 駐車場内の移動 –

もちろん速度は20km/hにも満たない速度に落としているのですが、足元の荒い場所を走っている程度の感覚で走ることができました。

ただし、駐車場なので不意に人が出てくることがよくあります。その時にブレーキにシステムが介入する事もなく、不安はありませんでした。

復路 – 駐車場から下りの坂道へ –

コンディションとしては、やや固められて氷混じりの下地に、新雪が積もっては踏まれている状態。

概ねこのタイミングが最大の難所だったといっていいかと思います。スタッドレスでも速度次第ではABSの介入はよくある状態です。

もちろん、オールシーズンということも踏まえて、スタッドレスよりもより注意深く、走行は30km/h以下に抑えての雪道でもかなり気をつけた走りをしましたが、意外なほどに問題が無く走れました。

ABS等の介入はなし。速度を出していなければグリップも十分といって良いレベルでありました。

ただし、速度をちょっとでも出しすぎるとグリップを失う可能性はありますし、その場合にスタッドレスのような立ち直りは期待できないので、下りに関してはやはり重ねて気をつけた方がよいと思いました。

復路 – 街中へ –

坂道を下ってしまえば後は街中。ややベシャり気味の雪道に変化しましたが、こちらでも40km/h走行なら全く問題なし。

日暮れから気温が下がって凍り始めると状況は変わってくるかもしれませんが、それ以前であれば特に問題はなさそうです。

オールシーズンタイヤまとめ:雪道走行は快適だけど注意深く!

基本的な「雪道」は十分走れますね。

オールシーズンタイヤ、正直侮ってました。ここまでちゃんと走れるとは思ってなかったです。

この感じであれば、アイスバーンを除く、あまり雪深さのない、ライトなスノーコンディションや、都心部での降雪程度では全く問題なく走行できると思います。

ただし、今回アイスバーンについては体験していません。

先に書いたよう「積雪路と凍結路は全く別のモノです」

メーカーも基本的にアイスバーン対応は×で表記していますし、それがありそうなとき対策には「ISSEのスノーソック」を準備していきました。

今回、使うことはなかったですが、念のためのゴムチェーンもしくは布製のタイヤソックスは準備しておいたほうがよいかと思います。

また、常にしっかりと雪が降る地方、そういった所に頻繁にアプローチする人はやはりスタッドレスのほうがよいかなと思います。

オールシーズンタイヤはドライ・サマーコンディションでも、スノーコンディションでも、本当に「オールシーズン」使えるタイヤですが、サマータイヤよりもドライ性能は劣り、スタッドレスよりも雪上性能は劣り、氷上性能についてはメーカーも多くが非対応としています。

しかし、2種類のタイヤを運用しなくてよくなる楽さとコストの低さ。

走行時の用心は重ねて必要とするものの、突然の雪への対応力を常備できる。

都市部に住んでいて「タイヤとか考えるのが面倒…」って人こそ、オールシーズンタイヤを3年で履き替える運用をオススメします!

購入はネットで簡単に購入から取付の手続き、オートバックス他提携ショップで簡単取付のTIREHOODさんでどうぞ!

超絶便利でしたよん!

重ねて表記しますが、何が起きても全ては自己責任です。掃いても過信はしないで、ご安全に。

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